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知っていますか?「ヒト幹細胞」

 
再生医療の現場や美容業界で注目されている幹細胞とは。
話題の幹細胞コスメについてご紹介します。

そもそも幹細胞ってなに?

私たちのからだをつくる、たくさんの細胞。ご存知のように肌や筋肉、骨、血液など全て、からだのあらゆるものが細胞でできています。
細胞は古くなると、肌なら1〜2か月、赤血球は約120日ほどで新しい細胞に入れ替わりますが、皮膚や血液のように絶えず入れ替わり続ける組織を保つためには、失われた細胞を再び生み出し、補充する必要があります。その生まれ変わりに大きな役割を果たすのが、「幹細胞」です。
幹細胞とは、さまざまな細胞のもとになる細胞のことで、「自分と同じ細胞を増やせる能力」と、皮膚など私たちのからだをつくる「さまざまな細胞を作り出す能力」を持っています。
この幹細胞のおかげで、からだには新しい細胞が供給され続けています。

幹細胞コスメってどんなもの?

様々な「幹細胞コスメ」が発売されていますが、幹細胞そのものが配合されているのではありません。使われているのはヒト幹細胞培養液で、この培養液には高いエイジングケア効果が期待できる成長因子や、ペプチドなどを含む活性物質が豊富に含まれています。

iPS細胞も幹細胞!

幹細胞は「組織幹細胞」と「多能性幹細胞」の大きく2つに分けられます。iPS細胞は、普通の細胞をもとにして人工的につくった「多能性幹細胞」のことで、細胞そのものを薬として怪我や病気を治す「再生医療」や、体内の細胞の状態をからだの外で再現して病気のしくみを調べる研究が進んでいます。

活性化のスイッチ「レセプター」と「リガンド」

人間の細胞の表面には特定の機能をスタートさせる「レセプター」という鍵穴のようなものがあり、その穴にピッタリと合う鍵(=リガンド)が結びついてはじめて活性化が始まります。ヒト幹細胞培養液には、リガンドになれる成分が豊富に含まれると言われていて、最も効果が期待できると考えられています。

リガンドがレセプターに働きかけることによって、皮膚の構成成分であるヒアルロン酸やコラーゲンなどの再生を促進します。このように、ヒト幹細胞コスメは従来の補うケアではなく、肌本来の力にはたらきかけるエイジングケアなのです。
基本的に肌質を選ばず使ってOK。活性化による高い実感力で、特に年齢肌トラブルが気になる方にもオススメです。

秋におすすめ! PICK UP ITEM

高濃度プラセンタ配合、RICCAの目元用美容クリーム

リッカプラセンタ アイセラム

目もとは顔の中で一番皮膚が薄く、とてもデリケート。乾燥しやすく、エイジングサインが最初に出やすい部分といわれています。小ジワ、ハリ・弾力のなさ、くすみなど目もとの複合的な悩みにアプローチし、うるおい続くハリのある目もとに導く目元用美容クリーム。

 

※上記内容は、一般的な成分の性質を述べたものであり、化粧品に配合された場合、必ずしも記載された働きをするとは限りません。

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